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tome365

Author:tome365
高倉勝子美術館「桜小路」
Katsuko Takakura Art Museum
登米市登米町出身
日本画家 

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髙倉勝子作品「原爆の図」
こんにちは

ここ最近、当館・登米市髙倉勝子美術館がある
登米市登米町の武家屋敷通り付近は、
少し風が強めに吹くようになってまいりました。


当館・登米市髙倉勝子美術館
入って右側にある、ギャラリーには、
髙倉勝子先生自身の広島での被爆体験を描いた
「原爆の図」作品を展示しています。

広島での原爆体験を描いた「絵画作品」は、
髙倉勝子先生以外の画家も描いていらっしゃいますが、
この東北で、広島の原爆体験の作品を常設展示している施設は
とてもめずらしいのではないでしょうか。

先日、写真展準備のため来館された、
アマチュア写真家の門田慶之さんは、
髙倉勝子先生の「原爆の図」について、

「原爆体験の作品は、広島でないと見れないもの。
自分も、広島の【広島平和記念資料館】などを見てきたけれども、
広島で見たものよりも、その生々しい表現に衝撃を受けた。」


と、ひしひしと伝わってくる凄惨な原爆体験に
息をのんでいらっしゃいました。

この夏には、
小学生くらいのお孫さんを連れたお客様が来館され、
「(髙倉勝子先生の原爆の図を見せて)
戦争の悲惨さを、孫たちに伝えたい」

と、アンケートに書いて下さいました。

髙倉勝子先生の「原爆の図」は、
芸術作品としてだけでなく、
平和教育の象徴にもなりえる作品だと、
当館スタッフも認識しております。

どうぞ、登米市髙倉勝子美術館にお越しの際は、
「原爆の図」をじっくりと鑑賞して頂き、
二度と繰り返してはならない
戦争のむごたらしさ、愚かさ、
そして≪平和≫について思いを馳せて頂けたらと思います。

「原爆の図」のほか、
ふるさとへの思いや伝説への憧れを表現した
力強く美しい<日本画作品>や、
奥深い精神性と、無限の創造性を感じさせられる、
<水墨画作品>も常設展示しております。


皆さまのご来館をお待ちしております。

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テーマ:美術館・博物館 展示めぐり。 - ジャンル:学問・文化・芸術

日本画・髙倉勝子作品について | 09:30:40 | トラックバック(0) | コメント(0)