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tome365

Author:tome365
高倉勝子美術館「桜小路」
Katsuko Takakura Art Museum
登米市登米町出身
日本画家 

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紐解きはじめて <髙倉勝子作品との対話>
宮城県登米市、太陽が出ております。
今日もいいお天気になりそうですね

当館の入口の草花には、まだ霜が残っています。
はやく、霜の落ちない あたたかい季節になるといいですね。


さて、少し前から
髙倉勝子作品の構図について
自分なりの解釈で読み解こうとしているところです。

今のところ、まずは
当館の常設展示されている作品から始めております。

構図には、その基本的なパターンがいくつかあるのですが、
通常、一つの絵画作品の中に
いくつかの構図のパターンが組み合わされていることが多いようです。

常設展示されている髙倉勝子作品のある作品を
構図の観点から紐解いてみましたら、

一見、日本画特有の、
平面的で、ひとつかふたつの構図の要素を持っただけと見受けられた作品が、
いくつもの要素を併せ持っており、
さらに平面的でありながら何層ものレイヤーを
生成するかのような表現をしていることが
垣間見れてきたのです。

髙倉勝子先生が表現したかった世界は、
私の想像以上に
重厚に構築された作品ということに、
約1年をかけて、やっと気づくことができました。




構図や色彩などといった、技法的な面はもちろんのこと、

絵の画題となった、
髙倉勝子先生が愛する郷里の歴史・伝説、
能や神楽をはじめとする日本の伝統芸能や文化…
自然への畏敬の念、農耕民族の誇り…
広島での原爆体験という
想像を絶するほどのかなしく痛ましい出来事を乗り越えて…


髙倉勝子先生は、どんな想いを込めて絵筆を執り続けていたのでしょうか。


髙倉勝子作品の宇宙へと

まだまだ、歩み始めたばかりですが

髙倉勝子作品を読み解こうと、

一学芸員である私と作品との対話は続くのです。






テーマ:絵画・美術 - ジャンル:学問・文化・芸術

日本画・髙倉勝子作品について | 10:02:54 | トラックバック(0) | コメント(2)