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tome365

Author:tome365
高倉勝子美術館「桜小路」
Katsuko Takakura Art Museum
登米市登米町出身
日本画家 

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招待状 ―髙倉勝子美術館より―
時がゆっくりと流れていた、戦前、戦後。

古き良き時代の 日本の農村の姿。


遠い祖先から受け継いできた「日本人の心」、「農耕民族の誇り」。


田畑を耕し大地と共に生きてきた。

日月へ祈りを捧げ、自然を敬う。

澄んだ瞳の牛や農耕馬たちも
大事な家族の一員だった。


思い出詰まったあの道も
固い、アスファルトで覆われ、

友と一緒に遊んだ樹木も もうそこにはない


時は過ぎ、
多くの人は街の暮らしへと、
先祖伝来の田畑から離れていった


手塩に掛けた作物の
収穫の喜びをかみしめられる、
農事を続ける家は徐々に減り、


店に行けば何もかもが揃うようになり、
年中、同じものが食べられて、
「旬」の感覚も次第にうすれていく…


豊かになり、欠かさず食べられるようになりました、

皆が便利に暮らせるようになりました、

でも大いなる自然は削り取られ、
人と自然との距離はだいぶ離れてしまいました、


時代は加速し、

競争・格差はますます進み


人と人とのつながりも、
あのころより希薄になってはいませんか、

家族、家庭はそれでもまだあたたかいですか、

今あなたの「心」はぬくもっていますか…




どんなに時代がめぐっても、
私たちは、大地、自然の恵みに生かされて…

人の輪―和―に励まされて。



あの時代、時間はゆったり、たっぷりあった。

敬虔な祈りの心を持ち、

自然は私たちに語りかけ、共に生きてきた。


貧しくとも、不便でも、暮らしに手間暇をかけ、

人々はあふれる豊かな人情を持ち合わせて…




私の「ふるさと」はここにあります。

祖先から受け継いだ「日本人の心」はここにあります。

自然と共に生き、祈りを捧げた「農民の心」はここにあります。

それが私の原点であり、誇りです。



そんな絵を描きました。

私は絵で、
育んでくれた故郷に恩返しをしたくて、
誰かのお役に立ちたくて、

小さな美術館を建てました。

どうぞ私の絵を見て下さい。
お茶を用意して待っています。


皆さまへ

髙倉勝子より



登米市髙倉勝子美術館
所在地:宮城県登米市登米町寺池桜小路88-1
電話・FAX:0220-52-2755
開館時間:午前9時~午後4時30分
入館料:一般:200円、高校生150円、小中学生100円
休館日:12月28日~1月4日のみ





テーマ:art・芸術・美術 - ジャンル:学問・文化・芸術

髙倉勝子美術館について | 10:32:57 | トラックバック(0) | コメント(2)