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tome365

Author:tome365
高倉勝子美術館「桜小路」
Katsuko Takakura Art Museum
登米市登米町出身
日本画家 

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とよま明治村・・・・・絵画一色に
2月1日から2月28日まで登米町内の商店等が画廊になり
 「絵のまち巡り」が開催されています。
地元の幼稚園・保育所(園)・小中学校・高校美術部及び
写真部の児童・生徒の作品約420点が町内55ヶ所に展示され、
どの画廊も大変賑わっています。

  我が髙倉勝子美術館「桜小路」では
      冬の特別企画展「ふるさと」
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そして
斎藤文子氏 初個展「友へ -趣色アート・思い出語り」

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を同時開催しております。

「友へ -趣色(しゅいろ)アート・思い出語りー」は、
油絵・水彩・日本画等で数々の入賞経歴をもつ
登米町出身(栗原市在住)斎藤文子氏の初個展です。
氏の作品の他、今は亡き画友の
遺作品と書道家の応援作品も展示致しております。

合わせて、髙倉勝子「ふるさと」を好評につき展示期間を延長し
皆さまにご高覧頂いております。
  髙倉先生の作品は、「女・いのち・自然」にあり、
たくさんの女性とふるさとに因んだ自然・歴史・文化を作品のテーマに描いてきました。

今回の特別展では、生家を中心に山・里・労働・共存していた牛、鶏等、
共に歩んできた人々の暮らしを描いた作品を中心に展示しております。
 
特に、生家を描いた作品「ふるさとの旧家」について、「ふるさとを
 離れて50年以上も経つのに、いつも夢に出てくるのは、現在の自分の
住居でもなく、婚家先の髙倉の家でもない。この『家』である。ふしぎで
ある。・・・・・以下 略」とコメントしています。
   「ふるさとの旧家」を訪ねたおり、合わせて作品に描かれている
  付近に足を延ばしてみました。
   まずは 子持杉
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生家に近い数壇山の麓に今から約400年程前に植えられたと
 伝えられている杉の大木が並んでいます。
  もともと一本の親杉から枝葉が繁茂し、そこの根元より新芽が息吹
 次々と成長し、西方に6本並んでいます。
  この様な事から「子持杉」と呼ばれるようになったそうです。
   「子持杉」の傍らに「子持杉観音堂」があります。
  子宝に恵まれないご夫婦はこの観音様に願をかけると
  願いが叶うそうで昔から厚く信仰されているそうです。
   「北上山系」の作品にこの子持杉が描かれています。
     
   北上山系に描かれている「長橋沼(往古は七はせ沼と呼ばれていました)と三陸道」

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 以前は北上山系にも描かれている沼だったが、現在は干拓
      されて美田となっている長橋沼。
 中央には三陸自動美車道が通っています。

   七はせに晒された霊を祀った念仏壇

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   哀れ 守児が墓・乳児が墓の辺り

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 今から四百数十年も昔、豊富秀吉の奥州仕置と葛西大崎一揆の際、
  伊達政宗が先導する鎮圧隊と、葛西の領民は自分のふるさとを守ろうと
  壮絶な戦いを繰り広げるも各地で鎮圧隊に敗れ、十七代約四百年間
  奥州総奉行として統治してきた葛西氏はここに幕を閉じた。
  
 須江の戦い、忠臣月輪五郎・十郎兄弟の奮戦、佐沼城の
  戦い、守児が墓、乳児が墓など今も語り継がれている哀話。
  生き残った一族郎党、女、子どもまでが首をはねられ、長く
  続く沼の堤のはせがけに晒され、そのはせは七はせにも
 なったという。旅の僧はこれを憐れみ七日七夜浸食を忘れ
 経文を唱え八日目の朝息絶えたという。
 領民は旅の僧の死を悼み、念仏壇を築き七はせを改め
長橋沼と呼ぶことにしたという。
 
   成沢の滝(今はダムが築かれかつての滝の面影はない)
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髙倉先生が子どものころよく遊んだところで「成沢の滝」として名作があります。
 
 生家のある地域内を散策するだけで、先生を育んでくれた
自然、そして、木々のホコラや道端の石仏群にも歴史を
物語ってくれる場所に触れることができます。

 先生の脳裏に片時も離れることのない
『ふるさとの山河はいつ見ても美しく悲しい』 この想いは
今回の特別企画展の作品はもちろんのこと、どの作品にも込められています。

 宮城の明治村 「とよま」町全体が画廊になり、児童・生徒の作品が展示されています。
 
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将来を担う子どもたちの作品「絵のまち巡り」と共に、
美術館にもお立ち寄り頂き、登米町出身の日本画家髙倉勝子と
同じく登米町出身の斎藤文子氏両画匠渾身の作品を、ご鑑賞頂ければ幸甚の至りです。







新着情報 | 15:48:05 | トラックバック(0) | コメント(0)
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