2017-04-25 Tue
今年は4月20日から5月4日までが二十四節気でいう
「 穀 雨 」
です。
自然の移り変わりを
より細やかに捉えられるように
一年を二十四に分けた期間を
更に約五日ごとに分けたのが
七十二侯ということですが
そのひとつひとつの名称は
繊細な気候の変化の兆しや
動植物の様子を表した短文となっています。
その七十二侯では4月30日頃を
「 牡丹華(ぼたんはなさく) 」
と呼ぶそうです。
牡丹の花が大きく花開く頃ということですが
今回の春季展では
高倉家所蔵の
『 牡丹と鳩 』
という作品を展示しています。
勝子先生の生家の敷地内にあったという
樹齢百年を超すという見事な牡丹を描いた作品です。
背景には金箔が押され
まさに「百花の王」たる豪華さです。
この機会に是非ご覧くださいませ。