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tome365

Author:tome365
高倉勝子美術館「桜小路」
Katsuko Takakura Art Museum
登米市登米町出身
日本画家 

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作品に思いを馳せて
宮城県登米市、今日はすがすがしい青空が広がっています。

当館前のシンジュの木も、しっかりとした葉が茂ってきました。

DSCF8722.jpg

入口付近のパンジーのプランターも、
昨日の雨で元気を取り戻したかのように
いきいきと咲いています。

DSCF8721.jpg

玄関に巣を構えたツバメ。
ずっと巣から離れません。

巣の中は見ませんでしたが、
先日卵が孵ったということだったので
雛たちを温めているのでしょうか?

DSCF8720.jpg

当館に展示している
髙倉勝子先生が描いた日本画と水墨画作品。

髙倉勝子先生が幼いころから祖父や父に教えを受けた
日本の伝統、歴史、神仏に関する知識・そしてそれらに対する畏敬の念、
また、ふるさとや自然を愛する気持ちが込められています。

真摯に作品の制作に取り組んだ髙倉勝子先生。

日本画の伝統を汲みながら、
髙倉勝子先生は自分らしい表現を求めて
試行錯誤、自己研鑚に励んでいたのではないでしょうか。
それが作品に表れているように、私は思います。

日本画は西洋画のように、陰影を描きません。
そのため、あまり立体的には見えないかもしれませんが
線の一本一本の強弱や、微妙に変化させた配色により
髙倉勝子先生はその量感をも表現しようと試みているように見受けられます。

繊細な日本画もありますが、
髙倉勝子先生の場合は力強さを感じさせる描き方をしています。

何層にも油絵のように厚く塗られた絵肌。
太く、強弱のある輪郭線。

それはゆるぎない、日本という国に生まれた誇りを、
自然や神仏への畏敬の念、祈りを、
的確に表そうとした、現われではないでしょうか。


先日、いらしたお客さまから、
「この先生の作品は、ゆっくり観たい作品だね」
とのお声を頂きました。

髙倉勝子作品に込められた「想い」は、
時間を掛けて、じっくりとそこに思いを馳せたくなる、
“深い”ものであると思っています。

どうぞ、当館においでの際は、
ゆっくりと髙倉勝子作品と向き合ってみて下さい。

何度見ても、
私たちが忘れかけてしまった、「大事なこと」を
作品は伝えてくれている、
そんな気がするのです。



スタッフK


DSCF8724.jpg


登米市髙倉勝子美術館
所在地:宮城県登米市登米町寺池桜小路88-1
電話・FAX:0220-52-2755
開館時間:午前9時~午後4時30分
入館料:一般200円、高校生150円、小中学生100円
休館日:12月28日~1月4日のみ





テーマ:art・芸術・美術 - ジャンル:学問・文化・芸術

日本画・髙倉勝子作品について | 10:07:51 | トラックバック(0) | コメント(2)
コメント
大好きです。
おはようございます。

高倉先生の作品は本当に温かくて大好きです。
大変なご苦労をされたとお聞きしていますが、閉鎖的な暗さなどは微塵もなく
小さき生命たちを愛でるような優しさ溢れる作品の数々に、いつも癒されております。

美術館の建物もとても落ち着ける空間で、私は行くたびゆっくりじっくりと拝見させていただいてます。
先日の能面展もとても嬉しく心弾む企画展でした。ありかとうございます。

ブログに描かれていますエピソードはとても興味深く、先生のおばあさまの信仰の話などは、私自身、縁を感じさせて頂き嬉しく思いました。

次回、お伺いする時はそんなお話も参考にさせて頂きながら拝観したいと思います。
(ギューギューちゃん達と逢えるのも楽しみに。。。)

2013-05-31 金 10:32:41 | URL | 柴舟 [編集]
柴舟様
柴舟様
おはようございます。
いつも当ブログを見て頂き、コメントをありがとうございます。

髙倉作品について、色々と感じて頂き、
そしてお褒めの言葉ありがとうございます。
髙倉先生も、柴舟様のお言葉、きっと喜んで下さるはずです。

当館に、たびたびお越し頂いているとのこと、
私たちスタッフもうれしく思っております。
どうぞ、お越しの際は、じっくりと心ゆくまで
作品を楽しんで頂けたらと思っております。

昨年の能面展は沢山の方に好評を頂きました。
今年度も、皆さまに楽しんで頂けるような企画をと考えております。

ツバメの雛たちはまだ孵ったばかりで姿を見ることはできませんが
これから成長が楽しみになってきます。
ツバメの雛たちの姿やさえずりも、当館の雰囲気作りにつながれば嬉しいです。

どうぞ、また髙倉作品に会いにいらして下さい。
お待ちしております。

2013-06-01 土 09:26:28 | URL | 髙倉勝子美術館スタッフです。 [編集]
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